カテゴリ: 二十四節気養生
【24節気】雨水
雨水は24節気の第2番目の節気になります。
雨水になると、寒いところにあった氷が溶けてきて、川の水が増え、気温も高くなり、雨が降り始めます。乾燥の冬からやっと潤った季節になります。この季節では湿気は増してきますので、湿気対策をしていかなければなりません。
身体では皮膚の毛孔が緩み始め、外部と内部の疎通をしようとしますが、まだまだ、気候が落ち着いていないため、無理に運動して汗をかいたりすると風邪などひきやすくなります。
何事も一気にやり過ぎると身体はまだついていく準備ができていないため、ストレスになり、耐えられなくなります。何事も徐々に進めていくことを気をつけてください。
今日は、ここまでにしたいと思います。
また、次回を楽しみにしてください。
禹^^
【24節気】立春
立春は24節気の始まりです。1年の始まりは春にあり、1日の始まりは朝にあるという言葉があります。24節気を詳しく理解すると、身体の管理もしやすくなります。
立春になりますと、冬の寒い風が少し春の暖かい風を交えて吹いてきます。腕を出して外にいますと、その風の違いがよく分かります。
地球の暖かいエネルギーと寒いエネルギーが冬至以降から徐々に変わり、立春になると更に大きく変わります。簡単に言うと気圧が変わります。
万物はこの季節になりますと、身を出す準備をし、動き始めます。人の身体も同様で、内臓など身体の内側をメインとして機能していたものが、皮膚や筋肉など外側に向けて機能していきます。ですから、皮膚は毛穴を開き、身体の中側と外側とで交流を始めようとします。
春は冬より巡りが良くなりますので、動きやすくなります。この時期は、運動の計画を立てて、少しずつ動き始めると健康には良いです。
人生を新しくするために目標を立てたり、改善策をうちだしたりすることは積極的に行ってください。この時期の食事は、野菜の芽や山菜などを沢山食べたほうが良いです。野菜の芽や山菜というのは、肝機能を高めるとともに、冬に蓄積された身体全体に留まったものを出してくれます。簡単にいうと解毒して、浄化してくれます。また、芽という野菜は古いものを再生させたり、新しくする力があります。
以上、今日はここまでにしたいと思います。
次回を楽しみにしてください。
禹^^