夏の【昼寝】

湿気の多い梅雨の時期がそろそろ終わりになってきました。身体は重だるく、気分は晴れないそんな時期ではありますが、皆さんは如何過ごしでしょうか。

今日は夏の昼寝の話をしてみたいと思います。

中国では昼寝を「午覚」といいます。中医学の専門用語では「子午覚」といいます。子とは23:00〜1:00の時間帯を意味します。午とは11:00〜13:00のことを意味します。覚は寝ることを意味し、「子午覚」は夜の23:00〜1:00の間に寝ること、11:00〜13:00の間に寝ることをいいます。

夏は自然に従い「晩睡早起」遅く寝てはやく起きることです。他の季節よりも昼間が長くなっているため、昼頃になるとご飯食べたら、眠たくなります。そのときに10分〜30分寝ることで身体や頭はスッキリして、午後の仕事の効率も非常によくなります。寝すぎは逆にだるくなったり、夜の睡眠に影響与えたりしますから30分以上は寝ないようにすると良いでしょう。横になって眠れなくてもかまいません。「閉目養神」といい、横になって目を閉じているだけでも身体や頭は休めます。

「子午覚」は古くから行ってきた養生方法であります。私も昼寝を10分する様にしてから、その良さを実感して今はどんなことがあっても昼寝は必ずします。皆さんも是非行ってみてください。

暑い夏ですが、身体は使うだけにしないで休む時間、癒す時間も少々与えてください。色んなことがより楽しくでき、長く続けられると思います。

今日はここまでにしたいと思います。

また次回を楽しみにしてください。

禹^^

久心康 | 池袋の鍼灸院 久心康

日付:   カテゴリ:医院ブログ, 四季養生

 

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