春【食事】

春の季節に何を食べた方が良いか興味のある方が多くいらっしゃいました。今日は、春の食事に関して書いてみたいと思います。

春季は、春夏秋冬のスタートであります。春と言えばみどり、若さ、新たなイメージがあります。今日もあらゆるところから、万物の新芽が蠢いているでしょう。

私達の身体も春になると新芽のように動いてきます。秋冬に蓄えてきた身体は、良いものを春の力を借りて新たに再生にしていきます。悪いものは、排泄できるように頑張ってくれます。

春暖といいますが、暖かくなることは、春の力、つまり春の気が高まります。その特性としては、硬い土を貫いて飛びでる力、木のように外に、上に伸び伸びして行く力です。この力を精一杯発揮して出てくるものが新芽です。ですから、この季節にはこれらの野菜が良いです。

山菜(タラの芽、ウドの芽、コゴミなど)、大蒜芽(ニンニクのメ)、韮(ニラ)、辣韮(ラッキョウ)、竹筍(タケノコ)、緑豆もやし、黄豆もやし

日本の市場によくおいてあるものですから、召し上がってください!春の気をたっぷり頂けます。

春の気は身体に影響して古いものや濁ったものを体外に出して、新しい組織や細胞を生き生きさせ、再生できるようにしてくれます。冬の季節は蓄えて、鬱滞させて、巡りが悪くなっているから、その状態を動かして起動させて発散できるようにするのが、この春であります。

上にあげた野菜は、よく見ると辛い味をしているものがあります。唐辛子とは違いますが、春は酸味の食べ物を少し抑えて、辛い味の食べ物で動かして発散できるようにすると良いですね。

今日はここまでにしたいと思います。

また、次回を楽しみにしてください。

禹^^

次回は「春はなぜ眠くなるのか」

久心康 | 池袋の鍼灸院 久心康

日付:   カテゴリ:医院ブログ, 四季養生

 

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