ACUPUNCTURE鍼灸について
経絡(けいらく)
経絡とは
経絡とは、経穴(ツボ)が1つ1つ繋がり、身体の縦横に走っているものです。
身体を縦に走っているのを「経」、横に走っているのを「絡」といいます。
絡は経と経を繋ぐものであり、これらが結びつくと1つの網状になります。まるで、地球の経度と緯度のようです。
経度と緯度は連絡し合い、宇宙のある規則正しいルートから離れず、運行されますよね。人もその地球の中に生存しており、地球の変化に合わせ対応し、地球の規則から離れず生きています。だから、人の体は、季節に影響されるし、気候に影響され、対応しきれなかった時には、病気したり、様々な症状がでたりするのです。
経絡は身体の表面だけではなく細胞と細胞の間、内蔵、神経、脳まで、全身を走り、 ネットワークのように全てが繋がっています。
そのため、鍼灸治療を続けると、腰痛治療をしたのに頭痛がなくなったり、前は疲れやすかったのが今はなんか調子が良く、目がはっきりしてきたなど、全身に変化を及ぼしたりします。
東洋医学の理論から考えれば、この様な現象は当たり前のことです。