FIBROMYALGIA線維筋痛症

線維筋痛症

線維筋痛症

池袋内科と連携して線維筋痛症や慢性疼痛のような難しい痛みの患者さんに、現時点での西洋医学のアプローチと代替できる東洋医学の鍼灸治療を取り組んで分かったことがあります。

大きく分けて3タイプ

1 タイプ目

過去の痛みを長年我慢して現れる方です。過去の怪我、スポーツ損傷、交通事故、手術の後遺症などから現れる痛み、痛みは長時間続くと脳をメインとした全身の神経系が過敏になり、普通の刺激も強く感じるために、痛みとして誤認識し、つらくなります。身体が過敏になるということは自己防御の働きです。逃避反射の自己助けであり、同じ状況で痛い思いをしたくないから痛みとして身体に伝えて何らかの改善変化を求めるわけです。なのに我慢して無理したり、すぐに治療しないでほっておいたりすると難しい痛みになるわけです。

2 タイプ目

慢性疲労による疲れの続く生活、体力以上に酷使してきた方に現れます。体質的に弱いのに頑張りすぎる人、アーティスト、スポーツ、仕事や家族の中でも完璧を求めて頑張りすぎる方。いわゆるご自身の立場や役割に強い使命感を持って、周りに優しい方が多いです。体力がある時はまだよいですが、30代を超えていくと人は少しずつ衰えていきます。40 歳以降になるとよりわかりやすくりますが、この時期は体力も落ちているのに、子供の面倒、親の面倒、仕事では上司の大変さだったり、周りの環境が重なって重なって非常に責任と共に私達を狭まってきます。逃げ場のない人生の構成になってしまいます。また、若年者の勉強の頑張りすぎも意外と多く、10 代なのに受験などで酷使したために痛みや様々な体調不良になる方も多いです。

睡眠や休憩が足りない中、回復できていない日々が続くと身体の神経系は過敏になり、色んな反応を出してきます。自律神経失調、帯状疱疹、ヘルペス、不眠、アレルギー、アトピー性皮膚炎、痛み、免疫異常による自己攻撃をし始めます。とてもとてもつらいです。

3 タイプ目

感性や神経を使いすぎて現れることです。アーティスト、歌手、タレント、脚本家、音楽家、カメラマン、研究家、何かを新たなものを作り出したり、大衆に向けて高度な満族ができるものを出される方に多く現れます。また、さまざまな分野で強迫的に走りすぎる方には良く現れることが多いです。プロフェッショナルな仕事をなさる方は、多くは強迫的な習慣があると思います。そうしないと結果をうみ出すことは難しいでしょう。そのために考えすぎたり、練習しすぎたり、没頭しすぎて感性や神経を使いきって、徹夜しながらもやめられないそんなことが良く考えられます。神経を使いすぎて自分の身体で本来働くべきな部分まで乱れ、全身の自律神経は崩れてさまざまなな異常反応と痛みを出したりします。過敏になってしまった神経系は普通の音や光、タッチに過剰に反応して、感情コントロールも上手くできなくなります。

もちろん 1 と 2、2 と 3 のタイプが混ざって現れる例も非常に多くあります。どのタイプであろうが、即対応できなかったことが原因になります。小さい頃から我慢しすぎたり、周りの人を気にしすぎたり、やるべきなことに走りすぎたり、好きなこと休むこと嫌なら逃げる練習などがなんらかの環境で上手に教わってない、認められるために周りの拍手を期待しすぎてアクセル踏むだけの人生、休憩や遊びが大切なことは忘れて、ブレーキの踏み方が下手になっしまい苦しい人生に繋がってしまうことが非常に残念でございます。

症状の程度によってはどうしても薬に頼らないといけない時期があります。まずは過剰に現れる症状を抑えて過敏な状態を落ち着かせることです。ただ薬りに頼るだけでは最善の治療にはならないので、薬を早く辞めていける様に統合的なアプローチが必要になります。

養生といい、生活のバランスをまず整えて、周りからの理解、ご本人の理解と意識、それから、食事、休憩、運動、マインドセットまで徹底に行って、良い生活習慣を身につけながら、物理療法である、鍼、灸、時には漢方や漢方茶で根本の心身ともに回復することを目指すのが一番の良い治療の形になります。以上の治療の流れにちゃんとついてきた方は非常に良い改善、変化が現れ、新たな人生に変わり笑顔を見ることができます。治る期間は人の体調によってそれぞれですが、1 年〜3 年は必要であることです。長く感じるかもしれませんが、崩れた体調の酷さからすれば 3 年で良くなっていったらありがたい話だと思います。この様な症状で困っている方を救うために何かもっと良い改善法がないか、頑張って作っているところです。

線維筋痛症

鍼灸のアプローチは神経系に非常に良い効果をもたらします。身体の皮膚表面にはたくさんの神経節がありますので、ツボと言うのはその神経節を通して脳、内臓、自律神経にも非常に良い微調整が可能です。今までに鍼灸治療を取り入れて多くの線維筋痛症の方達を見てきましたが、継続すればほとんどの方は改善されていきます。もちろん完治の方もいます。痛みの緩和、痛みと伴う様々な不定主訴まで改善が見られます。

薬を長年飲んできた方、これ以上何をどうすれば良いか迷う方、なんとか良くなりたい方は鍼灸治療を是非試してみてください。

線維筋痛症

数年、膠原病のリュウマチ、線維筋痛症、慢性疼痛の様な難病の方を多く見させていただき、改善できた例を多く見てきて、より改善でき完治するのには何を錬磨して、何を頑張れば良いかを悩み、一つの希望を持ち考えて進めていることがあります。

そのために、今私が考えることは線維筋痛症や慢性疼痛、痛みと不定愁訴で困っている方達を入院して療養しながら治療できる東洋医学を中心とした自然療法の村を作ることです。

線維筋痛症

長年多くの方と付き合って分かったことは、経済的な問題で無理しながら治療しなきゃいけない、そのために中々改善が遅れる。または家族や周りの環境が良くないために、治療に取り組めない方。様々な問題点、現実からどうしても治療に集中できない例もたくさんありました。その中で、療養施設を作ることができればまた多くの方達を救うことができると確信しております。

もちろん、その環境と皆さんが安心して療養できる場所にするには経済的な問題もあり、それを解決するために日々頑張っております。応援してくださる方達がたくさん増えており、2030 年には何があっても療養施設の村作りは施工開始します!皆さんも身体を治すために一緒に頑張りましょう!

線維筋痛症=さまざまな症状が
生じる病気

線維筋痛症は長時間持続する全身の痛みと、様々な症状を認める原因不明の疾患です。

中年の女性に多く、人口の1.61%、約200万人の潜在患者が存在すると言われています。疼痛症状が生活に及ぼす影響は大きく、人によっては体をさわるだけでも激痛が走ったり(アロディニア)、起き上がることもできなくなる場合があります。しかし、血液検査などをしても、異常がみつからない為、治療が滞ってしまうこともあります。

鍼灸治療の最も得意とする「痛み」

東洋医学ではその方の痛みによって治療をしますが、西洋医学とはまったく異なります。四診(望診、聞診、問診、切診)施術者の目、耳、鼻、コミュニケーション、手、全て人の感性を使い診断していきます。

五臓六腑(肝、心、脾、肺、腎)(胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦)といい、各臓腑の乱れを把握し、更に、七情(喜、怒、憂、思、悲、恐、驚)といい、東洋医学での精神の状態まで把握し、治療に取り組みます。根本を探り、本質を狙うのが当院の治療の特徴です。

長年の治療により改善はしてきたが、さらに、良くなりたい方、もしくは、今飲んでいる薬をなんとかして減らしていきたい方は、当院の治療を是非おすすめします。

池袋内科と連携した統合医療

統合医療の大切さを、体質学を基本とした鍼灸治療を中心に、再発防止策を講じて、将来、個人個人が健康的な生活を送る事が出来るような全人的な医療を提供してまいります。

池袋内科

 

9:30 - 13:30 - -
15:00 - 20:00 -
          

祝日は休診日とさせて頂きます。

最終受付は午前12:30 、午後19:00になっております。

医院情報

〒171-8505

東京都豊島区西池袋1-6-1 ホテルメトロポリタン地下1階

ご予約・ご相談:03-5985-4428

公式LINE

公式LINEからご相談受けております。
お気軽にどうぞ